1日目:蔵人の仕事
こんにちは。麟太郎です。
ようやく住んでいる家にストーブが届き、快適になってきた今日この頃。
いよいよ本日から蔵人の仕事がスタートです!
朝8時に出社して最初の作業は、蒸されたお米を運ぶこと。
蔵人の方だけでは手が足りないので、製品部門の方や蔵元(酒蔵の社長。製造責任者の杜氏とは別)のご家族も一緒に蒸されたお米を運び、広げて冷まします。
この冷ます、というのがとても重要。蔵人にとって暖冬は辛いものです。
冷ましたら今度はそれをタンクor麹室へ。タンクの中に入れるお米は、お酒の元である酒母造り用だったり、三段仕込み用だったり。麹室の中へ入れたお米には麹の胞子を振って麹カビを生やします。
ここら辺の用語だったりとかの説明はまた今度ということで。
お米運びが終わると、あとはひたすら洗い物!!!
洗って洗って洗いまくります。
酒造りにおいて、洗い物と掃除はとてつもなく重要。
雑菌が繁殖したら終わりですしね。
午後からは、次の日蒸すお米を洗います。
お米は洗米機という機械で洗います。ストップウォッチを見ながら秒単位で洗う時間を管理していて、かなりの緊張感が漂っていました。
というのも、今日は新酒鑑評会用のお米を洗う日だったので、いつにも増して蔵人の方々は真剣。
あとは麹室でのお仕事もしました。
麹を手で撹拌して熱を外に逃がしてやります。
手を麹の中に入れると程よい温かみ。なんというか、生命を感じました。
そんなこんなで一日の仕事が終了!
かなりはしょりましたが、だいたいこのような感じでした。
感想としては、、、
やることが結構ある&覚えることだらけ!!!
まだまだヒヨッコもヒヨッコ。卵からすら出てない卵黄状態なので、まずは覚えて、見て学ぶことからですね。
当面の目標は道具の名前と片付け方を全部覚えること。
楽しんでいきましょう。
それでは!