3日目:蔵人の仕事➁
こんにちは。麟太郎です。
今日はめっちゃ疲れたので手短に。
今日はカスはがしという作業をしました。
これがめっちゃ疲れるんだもうほんとに。
そもそも日本酒は、米と麹が発酵してドロドロになった醪(もろみ)を搾ることであのように透明になります。(おり引きとか濾過とかもしてますが)
醪を搾らないものはどぶろくと言って、これは日本酒(清酒)には分類されません。
日本酒はアルコール類の中では特に税法が厳しく、基本的には現行の酒造免許を持つ酒蔵さんしか作ることができません。
しかし、どぶろくは「どぶろく特区」という特別にどぶろくを作る許可を得た地域があったり、作ることが許可された新規参入法人があったりと、少しだけ日本酒よりはゆるいみたいですね。
この「どぶろく」と「日本酒」の差は、「搾ったかどうか」しかありません。
実は、いわゆる「濁り酒」は、目の荒い布で搾ったもののため、酒税法上「日本酒」に含まれます。
濁り酒=どぶろくではないわけですね。
と、話は長くなりましたが、カスはがしに戻りましょう。
かすはがしはその名の通り搾りの機械からカスを剥がす作業です。
日本酒を搾る方法にはたくさんの種類があります。
槽、佐瀬式、袋釣り、遠心分離・・・
中でもかなり一般的で一度に大量に搾れるのが「やぶた式」です。
青木酒造さんでもこの「やぶた」を使って醪を搾っています。
詳しいシステムは明日書こうと思いますが、とりあえずこのやぶたに残った酒粕をひたすら掃除し続けるのがカスはがし。
筋肉痛確定。
筋トレの重要性を感じた1日でした。
それでは!!